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あらすじ

 

アーネスト・ヘミングウェイ原作『誰がために鐘は鳴る』を題材とした作品。


1936年7月、

ペインではフランコの指揮するファシスト軍が

共和政府軍に対してクーデターを起こし、内戦が勃発した。

反乱軍はドイツ・イタリアが応援しており、共和国軍にとっては最悪の事態となった。

そこでスペインの共和国軍は各国の共産党や民主勢力に義勇軍をつのり、

国際義勇軍として戦場に送り込んだ。

翌年の1937年5月、

モンタナ大学のスペイン語講師であるロバート・ジョーダンは、スペインを救うため

国際義勇軍の一員としてスペインに赴く。

共和国軍の劣勢挽回に向け、彼に与えられた任務は

 

グアダラーマ山中の渓谷にかかる一本の橋を爆破すること。

爆破は潜入から4日目の朝。

グアダラーマの山中に潜んでいるパブロ隊のゲリラたちと協力し爆破の準備を進めていく中、

ロバートはゲリラたちと共に暮らす可憐な少女マリアに出会う。

二人はたちまち恋に落ち、常に死と隣り合わせの日常に終わりを告げ、

いつか来る幸せな日々を夢見ながら、愛を育んでいく。

 

しかし誰もが成功すると信じていた反撃作戦は、

思わぬ出来事により綻びはじめ、共和国軍側の勝利に暗い影を落としていく…

 

スペイン内戦を背景に繰り広げられる戦いの中で命を燃やす人々の、4日間の愛と生の物語。

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