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​演出挨拶

ミュージカルカンパニーMMG第28回徽音祭公演『霧深きエルベのほとり』特設サイトをご覧くださりありがとうございます。

本公演の演出を務めさせていただいております、26.5期 なっしー です。

 

今回上演します『霧深きエルベのほとり』は、ビア祭に沸き立つエルベ河の港町ハンブルグを舞台に水夫のカールと良家の令嬢マルギットの恋を描いた物語です。この作品は1963年に宝塚歌劇団月組によって初演され、以来何度も再演されてきました。2019年には星組によって36年ぶりに再演されています。

 

ビア祭の喧騒のなかで恋に落ちるカールとマルギット、そしてそれを取り巻く人々の思う愛のかたち、幸福のかたちはそれぞれ異なり、それゆえに物語は切なく展開します。人を愛するとはどういうことなのか、幸福とはなんなのか、深く考えさせられる作品です。稽古を重ねるほどにこの作品の難しさ、奥深さを痛感しておりますが、私たちらしい『霧深きエルベのほとり』を作り上げたいと思っております。

 

私たちはこの春、新たに28期としてキャスト7名スタッフ1名を迎えました。初演から半世紀以上愛され続ける宝塚の名作をこのメンバーで上演できることを嬉しく思うと同時に、責任の重さも感じております。一人一人が全力で作品と向き合い、皆さまの心に残るような舞台をお届けできるよう精進して参ります。

 

ぜひ、11月9日・10日は徽音堂へ足をお運びください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

 

第28回徽音祭公演『霧深きエルベのほとり』 演出

26.5期 なっしー

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